頭皮乾癬はフケや抜け毛を引き起こす!症状・原因・改善方法とは?

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乾癬は赤みや皮膚の剥がれがあるため、人から見た印象が気になってしまう病気です。

特に頭皮乾癬は、頭皮の炎症が抜け毛に繋がるため、心配をする人も少なくありません。

乾癬が頭皮に発生した場合、どのような症状が起きるのか、頭皮乾癬の原因は何か、対策はあるのか、お伝えしたいと思います。

頭皮の乾癬の症状

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頭皮乾癬とは、乾癬の症状が頭皮に現れている状態であり、乾癬は青年〜中年の層に多発する慢性的な皮膚疾患のことを指します。

頭皮に乾癬の症状が現れると抜け毛にもつながると言いますが、どのような理屈で抜け毛になるのでしょうか。詳しく解説していきます。

乾癬頭皮は頭皮に発症した乾癬

頭皮乾癬は、乾癬の症状が頭皮に表面化している状態を指します。

乾癬とは、青年から中年の間に発症しやすい慢性の皮膚疾患で、頭、背中、肘、膝などにメインに見られます。

しかし、人によって発生場所や症状は違います。

乾癬はおよそ5種類に分類でき、尋常性乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症があります。

頭皮乾癬の病態

頭皮に乾癬の症状が出現した場合、頭皮の皮膚が生まれ変わるサイクル、いわゆるターンオーバーが過剰な速さになり、フケの様な剥がれが生じていきます。

頭皮のターンオーバーとは、表皮の皮膚の層である角質細胞が押し出されて剥がれ落ちるサイクルです。

一般的に、ターンオーバーは1~1カ月月月半のサイクルとなっています。

しかしながら、乾癬になってしまうとターンオーバーは10倍の速さで進行します。角質が異常なペースで増殖し、剥がれ、赤みが帯びるなどの炎症が生じるのです。

頭皮乾癬による乾燥が抜け毛につながる

赤みが帯びるなど、炎症が頭皮に生じた状態となりますので、もちろん毛髪にも影響が出ます。

乾癬によって頭皮が乾燥し、本来必要な皮脂が奪われると、毛根に細菌が侵入して炎症が起こりやすくなり、抜け毛に繋がる可能性があります。

この理屈で頭皮が乾燥がすると、抜け毛と同様な状態になってしまうのです。頭皮では適切な量の皮脂が、細菌の侵入を防ぐ役割をしています。

しかし乾燥し、この皮脂がなくなってしまうとバリアの役割を果たすことができないのです。

健全な毛髪は健全な頭皮から、と言われるほど毛髪にとって頭皮は重要です。
頭皮乾癬によるにトラブルに巻き込まれないように、健康な状態がいることが必要です。

乾癬の原因

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乾癬は身体の色々なところに発症するものです。症状が頭皮に現れることで、初めて乾癬を自覚することも多数あります。

頭皮に乾癬ができる原因として、どのようなものが挙げられるのか考察してみましょう。

食生活の乱れ

日本における乾癬の患者数は男女の割合が2:1となっています。乾癬は男性に多い病気だと言えるでしょう。

一方、年齢別でみてみると、30代の男性に発症が多いと言われていますが、その理由は乱れた食生活が主な原因であると考えられているのです。

高カロリーで高脂質な食生活を過ごしていることが、乾癬になるうる原因の1つとなっています。

外食やコンビニ食などで食事のバランスが悪くなっていると、乾癬が発症するリスクが高いと言えます。

バランスがとれている食生活は、頭皮を含めた健康の基本となることを理解しましょう。

遺伝的要因

未だ完全に判明したことではありませんが、乾癬発症には遺伝的要因が大きいことは分かっています。

遺伝的要因にその他の環境因子が加わると、症状が発症する可能性が高いです。

環境因子をわかりやすく言い換えると、不規則なライフスタイル、食生活、ストレスがかかる環境、肥満、病気や感染症、特殊な薬剤などが考えられます。

要するに、第一に遺伝的要因があり、乾癬が現れるにはストレス・病気などの環境要因が関わってくると言われています。

遺伝的要因があると言われていますが、乾癬が発症した親の子供で発症する確率は5%程度だそうです。

遺伝的要因があっても、必ずしも乾癬になるわけではないのです。環境要因を防げば良いというわけです。

その他の原因として挙げられるもの

乾癬が出現する原因と言われているものが、以下の3つです。

  1. ストレス
  2. 睡眠の不足
  3. 肥満

このような生活習慣は、乾癬が発症しやすくなると言われています。

その他に、乾癬の発症には遺伝的要因を背景として、免疫細胞である「樹状細胞」、リンパ球である「Th1細胞、Th17細胞」などが関係しており、これらの発症因子の働きを抑制する薬が乾癬の治療に用いられています。

頭皮乾癬の治療方法

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乾癬は慢性的な皮膚疾患です。治療しても繰り返し発症するという特徴があります。

さらに頭皮乾癬は抜け毛に繋がり、非常に厄介な病気だとわかってもらえたと思えます。

乾癬は、はっきりとした原因は解明されてはいません。しかし有効な治療法はあるので、その方法についてお伝えしたいと思います。

外用療法

外用療法とは、皮膚に軟膏やクリームを塗布するなど、皮膚の科学において基本となる治療法のことです。

ステロイド外用薬

ステロイドは、人体の副腎から分泌される大事なホルモンであり、皮膚の炎症を軽くする役割があります。

乾癬の治療に効果的ですが、長い期間に渡って使用したり、自身の判断で使用方法や用量を変更したりすると、副作用の危険性があるので注意しましょう。

ビタミンD3外用薬

乾癬を発症した皮膚は表皮細胞が過剰な速さで増加します。ビタミンD3は増殖を抑え、新陳代謝を抑制して乾癬の症状を良く効果があるのです。・内服療法
薬を飲む療法です。

シクロスポリン

免疫抑制剤です。免疫の役割を担い、リンパ球の1つであるT細胞の働きを抑制する作用があります。異常な免疫を抑えることにより、症状を軽くする効果が期待できます。

レチノイド

レチノイドは、体内で代謝を受けることでビタミンAになる物質です。皮膚の新陳代謝に必須である角化作用に対して影響を及ぼします。

角化とは、大半の皮膚の表面を構成する細胞である角化細胞が生まれ、その後に垢となってはがれ落ちるまでの過程のことを言います。

角化作用により、レチノイドは乾癬の治療にも有効なことがわかっています。表皮の異常な増殖を抑制し、表皮が厚くなるのを妨げる作用があります。

紫外線照射による光線療法

外用療法を用いて症状が改善しない場合、もしくは発疹の面積が拡大したときには光線療法が効果的です。

症状のある部分、または全身に紫外線をあてることで異常な免疫作用を抑制します。

PUVA療法といい、ソラレンという紫外線に反応する薬剤に長波長紫外線照射を合わせたものと、UVB療法という、紫外線照射のみの治療法が存在します。

抗体療法

抗体療法とは、腫瘍細胞を直接死滅させる作用、もしくは免疫系を刺激することで腫瘍細胞を死滅させる作用を有する物質を用いた治療法です。

外用療法、内服療法、光線療法で満足いく効果が得ることができない場合や、副作用で内服薬が使用できない場合に、抗体療法という新しい治療方法が2010年から用いられるようになりました。

抗体療法は、皮下注射であるアダリムマブ、点滴注射のインフリキシマブ、皮下注射のウステキヌマブなどの生物学的製剤が含まれています。

人体の免疫に関わる物質の異常な働きを弱め、乾癬の症状を抑制する治療法です。抗体療法は重症な乾癬にも効果があると注目されています。

しかし、副作用が現れるリスクもあるので治療に専門家である医師による使用がおすすめです。

乾癬は慢性的な疾患であるため、症状は改善したり、悪化したりします。

一方、症状や薬剤の効果には人によって違うので、医師と相談をして、身体の症状に合わせた治療方法を選ぶこと事が大切になってきます。

まとめ

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頭皮乾癬の症状、原因、解決策についてお伝えしてきました。頭皮乾癬の原因は明らかになってはいませんが、紹介したように有効な治療方法は存在します。

自身の患部がどのような状態か医師に相談して、適切な治療方法を選択していきましょう。

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